【動画公開】「スルツキー分解」を徹底解説
今回は、ミクロ経済学の重要テーマ「スルツキー分解」の解説動画のご案内です。
スルツキー分解は、毎年のように出題される頻出論点であり、しっかり理解しておくことで得点源にできる分野です。
本記事では、動画の内容のポイントを簡単に整理します。
スルツキー分解とは
スルツキ―分解とは、ある財の価格変化によって最適消費点が変化する際、その変化を「代替効果」と「所得効果」に分解する手法です。
例えば、ある財の価格が下落した場合、消費者の行動には以下の2つの要因が同時に働きます。
代替効果:相対的に安くなった財をより多く消費しようとする効果
所得効果:実質的な購買力が増加したことによる消費の変化
この2つを分けて考えることで、消費行動の変化をより正確に理解することができます。
試験では、以下のような流れで問われることが多いです。
☒ ある財の価格が下落(または上昇)
☒ それに伴い予算制約線がシフト
☒ 最適消費点が別の点へ移動
ここまでは比較的理解しやすいのですが、重要なのはその先です。
スルツキー分解の核心:中継点の考え方
スルツキー分解のポイントは、単純に変化前後を比較するのではなく、途中に「中継点」を設定することにあります。
具体的には、
価格変化後の予算制約線と同じ傾き(=相対価格)を持ち
かつ、元の効用水準を維持するように調整された仮想的な予算制約線(補助線)
を考えます。
この補助的な予算線と無差別曲線の接点が「中継点」となります。
そして、
元の最適点 → 中継点:代替効果
中継点 → 新しい最適点:所得効果 という形で分解するのが基本パターンです。
スルツキー分解を理解することで、❶正常財・劣等財の判定、❷ギッフェン財のような特殊ケースの理解
といった、理解の横展開が可能となります。
試験ではパターン問題として出題されることが多いため、一度しっかり理解すれば確実に得点につながります。
ぜひ動画とあわせて、理解を深めていただければと思います。
