勉強期間や勉強時間「自体」に意味がないという話

こちらの動画で説明させていただきました。

中小企業診断士に限りませんが、「〇〇(資格試験名)の勉強時間は△△時間必要」とか、「〇〇(資格試験名)に☆☆時間で合格しました。」ということがよく言われますが、個人的にはあまり参考にしない方が良いと考えます。

まず、(必要な)勉強時間は個人差が非常に大きいことが挙げられます。とりわけ、予備知識の大小によって勉強時間が大幅に異なることから、一概に何時間とは言えません。また、短時間(短期間)合格に目を奪われる必要はありません。

私自身は短期合格(1次試験が4カ月程度)できましたが、短期合格の特別な秘訣があったわけではなく、単に(いくつかの科目で)予備知識があったからに過ぎません。加えて、(勉強不足の科目で)足切り回避ができた運の良さもありました。

2番目として、勉強を始めて試験の全体像が見えてくれば、自分にとって必要な勉強時間(期間)が見えてくることです。重要なのは、一般的な勉強時間でなく、自分にとって必要な勉強時間ですが、これは自分自身が見積もる(体感する)しかないと思います。

最後に、得点戦略によっても勉強時間は変わります。例えば、「7科目すべてで高得点を狙う戦略」と「足切り回避しつつ平均6割を目指す戦略」では、おのずと勉強時間が異なります。

いずれにしても、重要なのは一般的な勉強時間や他人との比較ではなく、自分にとって必要な勉強時間であり、(短期合格を目指すのであれば)対自分比でいかに効率的な勉強を行うかということになると思います。

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