【2次試験 事例Ⅳ】令和5年第3問(NPV)
中小企業診断士第2次試験まであと1週間。本試験に向けたラストスパートの時期に入りました。
今回は令和5年の第3問(正味現在価値)の解説動画です。
(直前となりましたが、令和5年の事例Ⅳの動画解説が完了しました。)
令和5年の問題は令和4年や令和3年の問題に比べると問題文自体はかなりスッキリと整理された形になっていますが、生起確率に基づくNPVが問われるなど、過去にない出題もなされているため、本番の試験では、制限時間の中でいかに効率的に部分点を取るかがポイントだったと思われます。
なお、最後の「設備投資を1年遅らせるか否かの意思決定」の問題では、販売数量が確定するまで投資案の実行を遅らせることが有利(=プラスの正味現在価値を生む)という計算結果になります。投資案の実行を1年延期するという選択肢(オプション)の価値(521万円)は、所謂リアルオプションの価値であり、リアルオプションの適用例が計算問題として問われたものと考えられます。
なお、中小企業診断士第2次試験の事例Ⅳ解説については、こちらのサイトもご活用ください。