【経済学重要論点】LM曲線の性質と導出

前回の「IS曲線の性質と導出」に引き続き、「LM曲線の性質と導出」の動画をアップしましたのでご案内いたします。

IS-LM分析は、マクロ経済学の短期均衡の分析局面における非常に重要な分析ツールです。また、内容理解にもそれなりに時間がかかるテーマと思われます。今回の動画では、LM曲線の導出過程(文字式ツールの導出過程)を丁寧に追うことを通じて、LM曲線に関する理解を深めることを目的としています。LM曲線の導出プロセスはIS曲線よりも簡単ですが、貨幣需要関数が❶所得(Y)と❷利子率(r)の2変数関数になっている点がポイントです。❶は取引的動機に基づく貨幣需要、❷は投機的動機に基づく貨幣需要に相当します。

LM曲線はIS曲線と同一座標平面上位描かれるので、縦軸は利子率(r)、横軸はGDP(Y)となります。

経済学においてはグラフの理解が非常に重要ですが、定性的な理解にだけでなく、簡単なモデル(文字式)を通じた定量的な解釈も大切だと思います。

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